ThinkPad Tablet 2 Bluetoothキーボードレビュー
ThinkPad キーボードの中でも変わり種の ThinkPad Tablet 2 Bluetoothキーボードの使用感について。
結論から言うと、従来からのあの赤いやつの操作感を求めるならば、このキーボードは買うべきではない。また、Tabletを立てる機構は純粋に立てるだけであり、角度調節機能もない。万人にお勧めできる商品ではない。
このキーボードの対象としている客層は、おそらく以下のようなもの。
- タブレットのためのキーボードを探しており
- ポインティングデバイスも一体型で程度の良いキーボード
だったら、サーフェスのキーボードでもよさそうだが、一つの選択として良いのではないか。
レノボ・ジャパン ThinkPad Tablet 2 Bluetoothキーボード (本体スタンド付) - 日本語 0B47358
元々はThinkPad Tablet2の専用キーボードだが、勿論ほかのPC等にも使える。
A4サイズの雑誌と比較してみたところ、大きさはB5ノートサイズとほぼ同じ
ちなみに、昔のThinkPadキーボードとの比較。
サイズも違うが、キーの数も違う。何より最も違う点は、ThinkPadキーボード最大の特徴である、例の赤いやつ。
従来の赤いやつは物理的に動かしてポインティングするのだが、このThinkPad Tablet 2 Bluetoothキーボードは、あたかもトラックパッドみたいな感覚でポインティングする。
慣れの問題だと個人的には思うが、昔ながらのイメージでこいつを買うとかなり失望する可能性がある。
使い勝手は正直言って従来型のほうが使いやすい。
このキーボードの特徴の一つとしてキーボードにタブレットを立てることができる点。
写真は8インチのwindowsタブを立てている。10インチぐらいまでは立てられる。
といっても、ただ単に立ててあるだけなので、安定性があるわけではない。また、角度調節機能もない。
この機構を目当てに買うとガッカリするかもしれない。
・・・という点からみると正直言って万人にお勧めできるキーボードではない。
それなりに値段も高いので、変わり種のキーボードを買うことそのものに満足できる人でないと厳しい。
そもそもが専用キーボードの位置づけなのでやむなしなのか。